カラメルの「世界1周雑貨バイヤー」がSpikes Asiaデジタル部門Bronze賞を受賞しました

カラメルで開催していた「世界1周雑貨バイヤー」のプロジェクトが、アジア最大の広告祭「Spikes Asia」のデジタル部門Bronze賞を受賞しました。

スパイスアジア
世界1周雑貨バイヤーのプロジェクトは、カラメル(というかペパボ)として、はじめて広告代理店にがっつり協力してもらった企画で、かれこれ1年とちょっと前にスタートしたプロジェクトでした。

バイヤー企画のこれまでのこと、普段ウェブサービス運営者の自分たちが広告代理店の方々とどう関わっていたのか等を書いてみます。

世界1周雑貨バイヤーのこれまで

2009年

・カラメルで手数料課金のビジネスモデル導入、同時にカラメルアフィリエイトがスタートする。
ショップ様から手数料としていただいた原資をもとに新しいお客様をつれてくるプロモーション活動を検討しはじめる。
・広告代理店の東急エージェンシーさんにプロモーションのご提案をいただく。


・サービスの認知拡大・ブランディング/アフィリエイトユーザーの獲得を目的としたプロモーションを実施することを決める。
・上記を目的とした企画を代理店さんに色々とご提案していただき、プロジェクトの方向性/概要が決まる。

プロジェクトの趣旨
・世界を1周して雑貨を買い付けてくるバイヤーのお仕事募集を行い話題を作り、ユニークな活動をしているショッピングサイトとしての認知を広げる。

・バイヤーに応募するために、アフィリエイトユーザー登録をしてもらい、ユニークなモノやコトに関心のあるユーザーを獲得する。

・プロジェクトの大枠が決まる。
フェーズ1 バイヤーの募集&投票 〜 バイヤー発表 (ユーザー獲得)
フェーズ2 バイヤー準備期間
フェーズ3 バイヤー買い付け開始 〜 雑貨店運営 (獲得したユーザーを軸にアフィリエイトの利用促進)
フェーズ1、2、3を通じて、カラメルの認知を広げる。


・世界1周の旅をするために必要なこと、雑貨買い付けに必要なこと等、プロジェクトに必要な色々なコトを、代理店さんと2人3脚でリサーチ開始。
バイヤーさんにヒアリングを重ねる。

・フェーズ1を盛り上げるためのプロモーションプラン(話題を作るためのユーザーとのコミュニケーション、話題を広げるための各媒体への広告出稿)等は基本代理店さんの提案マターで進めていく。

・過去、カラメルとしては例のない費用の社内稟議〜決裁をもらうためにカラメルの企画/プロモーション担当のあべ君と、本部長、代理店営業Oさんが頑張る。


10月
・フェーズ1の制作スケジュール確定
求人誌などの紙媒体や駅ばり広告のアートディレクション、デザインは代理店さんにお任せで、ウェブデザイン、システム設計・開発は社内制作、Flashはチーム内に制作できる人がいなかったため代理店さん経由で外注。

僕はウェブのディレクターとして、コンテンツの設計、ウェブの進行管理、調整をしました。

例えば
・世界1周の買い付けの旅をユーザーがよりイメージできるコース選択のUI。
・途中で離脱せずに、応募(ユーザー登録)してもらうためのコンテンツ設計。
・応募した人の個性をウェブ上でアピールできる要素作り。
・投票を盛り上げるために毎日投票してもらうような仕組み。

外部の方と一緒にコンテンツを作ることははじめてだったのですが、普段自分の中で完結してしまって、「まあこんな感じだろ」と思考停止になりがちなコトを、代理店企画のKさんに色々とご提案/意見をいただくことで、コンテンツをよりブラッシュアップさせることができたので、とても刺激的でした。

11月
・素材集め
コンテンツに必要な世界数十都市の写真を代理店さんと2人3脚で数百枚集める。
・制作/開発スタート

12月
・がっつり制作(休みなし、帰りは終電間際)
・直前までプロモーション面の費用の稟議・決裁を続ける。

12月14日
募集開始
一部コンテンツが準備不足だったので、リリース後にもろもろヴァージョンアップ。
(リリース時期をこの日にしたのは、クリスマス前になるとネット上が過疎化するので)

・いくつかのメディアに掲載され一気に応募数が増える。
・応募者が投票を募ることで、その周りの人がさらに応募する好循環がうまれる。

2010年1月
駅ばり広告掲載
・投票の締め切りが近づくにつれ、投票が活気づく。

1月28日
・募集&投票締め切り、上位20名決定。

2月
・上位20名全員面接
・審査
全応募者の方の熱意がもの凄く、日本全国(一番遠い人はアメリカから)わざわざ面接にお越し頂いたので、その気持ちに応えられるように全力で面接に挑みました。

2月7日
・フジテレビ 情報エンタメLIVEジャーナる!で紹介される

2月8日 
・バイヤー発表

2月9日〜
・バイヤー(sandyさん)の買い付け準備期間
・バイヤーの方へのリアリング、旅行プランニング(主にあべ君)
雑貨ノート リリース
この辺りからディレクションは、新ディレクターのカクさんにパス

3月19日
sandyさん世界1周雑貨バイヤーの旅スタート
sandyさんの買い付けブログ

4月5日
雑貨店開店
・商品の検品、商品撮影、商品登録、商品発送はカラメルのあべ君&カクさんが担当。
各都市30点とかあったので、撮影が地味に超大変でした。
・商品販売開始から順調にお客様に買っていただける。

5月14日
・sandyさん帰国 インタビュー

7月14日
・雑貨店閉店

8月末には雑貨店の売り上げも締めて終了。


といった感じでした。


結果の数字はここには書きませんが、認知はプロジェクト開始後上がりました。
しかし反省点も多少あるので、次大きめのプロモーションする際は、今回の反省点を改善できるように挑みたいと思っています。


ざっと書いて見るとあっという間でしたが、リリース前2週間くらいは僕もあべ君も本部長も、プレッシャーや焦りを凄く感じた時期で、僕は夢にいろいろでてきたし、あべ君はご飯の味を感じない日もあったようです(笑)
胃が多少痛くなる日は今でもたまにあるけど、リリース日まで鬼プレッシャー感じることは普段なかなかないので、今思うといい経験をしました。


sandyさんの買い付けの旅がスタートしてからも、2ヶ月間もし何かあったら・・・という心配は常につきまとっていましたが、sandyさんには本当に頑張っていただき、途中ヨーロッパで火山が噴火したり(噴火の直前に飛行機が出発、噴火後飛行機飛ばないとこだった)、モロッコの荷物がなかなか届かなかったり(郵便局が閉まっていて、ホテルの人に頼んだけど、なかなか届かなかった)細かいことはいろいろありましたが、トータルで無事何事もなく、僕らの期待以上の買い付けの旅をしていただけて感謝です。
僕だったら、絶対途中体調崩してただろうし、sandyさんだったから無事このプロジェクトもゴールできたと思ってます。


代理店さんと一緒に仕事をしたことに関しては
ディレクターとしてやりがいを感じて、仕事できたことは上の方に書きましたが、他にも営業Oさんのガッツとか、念入りな確認とか進行は、さすがと思いました。

今、マネージャーをしている身としては、残業当たり前の進行は基本なしなんだけど、今回の関係者は社内の人も社外の人もメンバー全員が、必要なら週末もいとわず成功にむけて全力でプロジェクトに取り組んでいたし、そうゆう参加メンバーの仕事への姿勢がプロジェクトの成功には不可欠だなと思いました。
そういった仕事はとてもやりがいのあるものだし、良い経験にもなるし、今後もそんな仕事をしていきたいなと。
また、いつか東急さんと一緒に仕事をしたいです!


ちなみに、このプロジェクトで社内外で送信、受信したメールのやりとりは 1,084通にもなりました!
関わった皆様お疲れさまでした!

関わった人
Name Company Position
Tetsushi Kawachi Tokyu Agency Creative Director / Planner / Copywriter
Masayuki Uchida Tokyu Agency Art Director / Director
Anri Ogawa Tokyu Agency Account Executive / Planner
Satoko Inoue Tokyu Agency Planner
Atsunobu Ito 9point Motion Designer
Chinatsu Yoshida Birdland Designer
Satoshi Matsuo Birdland Designer & illustrator
PICZO - Photographer
ricco. - illustrator
Ataka Hiroshi paperboy & co. Web Director
Haruna Yamasaki paperboy & co. Web Designer
Daigo Suganuma paperboy & co. Programmer
Osamu Kawazoe paperboy & co. Client Supervisor
Masayuki Abe paperboy & co. Client Supervisor
Takaaki Sodeyama Tokyu Agency Account Executive
Kenichi Kawamoto Tokyu Agency Account Executive
Toshiya Hirasawa Tokyu Agency Account Executive
sandyさん
バイヤー

僕のクレジットが、Hiroshi Atakaではなく、Ataka Hiroshiになってるのは、Spikes Asia発表後、社内の人につっこまれて気付きました。


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